
国民生活センターは、75歳以上の高齢者の家庭内事故では「転倒」が最も多く、加齢とともに重症化しやすいと注意を呼びかけました。
住まいの環境を見直し、筋力やバランス能力を保つ取り組みを進めることが大切です。
脆弱性の概要
家庭内の転倒は、段差やコード類などの住環境だけでなく、加齢による身体機能の低下も関係します。
ふくらはぎの筋力が落ちると、歩くときに足が上がりにくくなり、わずか1〜2センチの敷居やじゅうたんの端につまずくことがあります。
国民生活センターの情報では、歩行器の使用中に転倒して肩を受傷した事例、風呂場で体勢を崩して肋骨を骨折した事例、スリッパが脱げて靴下が滑り手首付近を骨折した事例が紹介されています。
見分け方
- 敷居やじゅうたんの端など、足を引っかけやすい場所がある。
- 室内のコード類が通路に出ている。
- 階段や段差に手すりや滑り止めがない。
- スリッパが滑りやすい、または脱げやすい。
- ベッドや椅子の高さが安定して立ち座りしにくい。
取るべき対策
- 階段や段差には、手すりや滑り止めを設置。
- 室内のコード類はまとめ、通路に出ない状態にします。
- スリッパは滑りにくいものを選択。
- ベッドや椅子は、安定した高さのものへ見直します。
- 自治体の「転倒予防教室」や「介護予防教室」などを活用し、バランス能力や筋力を養います。
公式情報
国民生活センターの見守り情報「第542号『住環境の改善と筋力アップで家庭内転倒事故防止!』」で、家庭内転倒事故の事例と予防策が紹介されています。
元情報は、国民生活センターが公表している情報をもとに編集・発行されたものです。
住環境の改善と筋力アップで家庭内転倒事故防止!(見守り情報)_国民生活センター
