
銀行担当者を名乗る電話をきっかけに、企業のネットバンキング情報を盗み、不正送金につなげるボイスフィッシング被害が再発しています。
電話だけで判断せず、銀行の代表電話などに折り返して確認し、不審なリンクやソフトのインストールは避けることが重要です。
手口の概要
警察庁の発表によると、犯人は銀行担当者を装い、企業の担当者に電話をかけてネットバンキングの利用者を誘導します。
自動音声のあとに人の声へ切り替わり、PC環境の更新などを口実にメールアドレスや携帯電話番号を聞き出すとのことです。
その後、メールやSMSで送られたリンクから、遠隔操作ソフトのインストールや偽サイトへの入力を促します。
端末を遠隔操作されると、盗まれたID・パスワードを悪用され、企業の預金が不正送金されるおそれがあります。
見分け方
- 銀行を名乗る自動音声の電話で、ネットバンキング利用者に番号操作を求めてくるケースがあります。
- 「PC環境の更新が必要」などとして、メールアドレスや携帯電話番号を聞き出そうとする手口です。
- メールやSMSでリンクを送り、クリックを求める流れ。
- 「セキュリティ強化のためのソフト」などとして、心当たりのないソフトのインストールを促してきます。
- 端末に「システム更新中」などの画面を表示し、その裏で不正アクセスが行われる場合があります。
取るべき対策
- 銀行を名乗るメールやSMSに記載されたリンクにはアクセスしないでください。
- 銀行から電話があった場合は、営業店や代表電話に折り返し、本物かどうか確認してください。
- 心当たりのないソフトのインストールを求められても、インストールしないでください。
- 電話口で急かされても、その場でID・パスワードなどを入力しないようにしてください。
公式情報
JC3は、警察庁の発表をもとに「巧妙化する『ボイスフィッシング』被害に注意」として注意を呼びかけています。
警察庁サイバー警察局便り R8Vol.6「巧妙化するボイスフィッシング被害に注意」(2026年6月4日)も参照してください。
元情報: https://www.jc3.or.jp/threats/examples/article-689.html
あなたを守るツール
- パスワード管理アプリ: パスワード使い回しによる芋づる被害を防ぐ。
- セキュリティソフト: ウイルスやフィッシングサイトを自動でブロック。

